ウェットスーツ工場取材:トシズマリンのファクトリー

取材協力:トシズマリンプロジェクト
PHOTO & TEXT: N.HASEGAWA

神奈川県にあるトシズマリンのファクトリー。

ウェットスーツの工場です。

サーファーでない人が見ると、何の仕事をしている場所か全然分からないだろう。

サイバーシールドウェットスーツ、FLAVOR6、RINCONの3ブランドをはじめ、
その他多くのブランドのウェットスーツを製造しています。

ファクトリーは1階と2階に分かれており、1階には生地などの資材やウェットスーツの製品が所狭しと並んでいる。

そして2階がこちら。

重厚なミシンがずらりと並ぶ。

ウェットスーツ製造に新しい機械がどんどん導入されており、ウェット生地を縫えるミシンが導入されている。

しかし、縫うのはミシンでも使うのは人間。

やはり人の手による職人技がウェットスーツのクオリティーを高めている。

日本のウェットスーツは世界一の品質だと言われています。
(残念ながらサーフボードは日本製が世界一とは言われていません。
 仕上げの美しさやクオリティー、丁寧さは世界トップクラスです(^_^;) )

それは、ウェット生地のクオリティーが世界一。
(日本のゴム製造技術はすごいんです!)

そして、職人の技術が世界一(?)。
他国にも素晴らしい職人はたくさんいると思いますが、日本人の真面目で勤勉な性格が、
クオリティーの高い縫製やパターンを開発していることは間違いないでしょう。

 

<ウェットスーツ作りで機械化されているところ>

・採寸データから型紙を作るところ
・縫う(ミシン)
・ゴムの接着面をギュッと圧力をかけて押し付けるところ
・防水シールを貼りつけるところ

これらは機械で行う作業ですが、そのすべての作業で機械を使うのは人間です。
完全自動化ではなっていないため、作業する人の技量でクオリティーが左右されるのです。

機械化が良い、悪い。
人の手で作るものが良い、悪い、などいろんな意見があると思います。

僕が自分の目で見て感じたことは機械化すると作業のクオリティーが上がったり、
人の力では不可能なことをやってくれたり、作業が早かったり、作業の品質にムラがなくなったり、
良いことの方が多いように思います。

ファクトリーによって機械化が進んでいるところや、そうでないところなど差はあります。

それはおそらくカタログやウェブサイトを見ても載っていなく分からないことで、
製品を見て、使ってみてもほとんどの人が分からないと思います。

クオリティーのいいブランドや商品を探すときに、自分だけの判断で選ぶのは難しいので、
いろんなブランド、商品を試したことがある人にいろいろ聞いてみるのがいいかと思います(^_^)

上の2枚の写真はトシズマリン営業マンの内田さん。

ウェットスーツ業界では、ファクトリーマンと営業マンが別の人というのが一般的ですが、
トシズマリンではファクトリーで数年間修業をして一人前になった人が営業マンになる珍しい形態を取っています。

忙しいときには内田さんもファクトリーを手伝っています(^_^;)

内田さんにウェットスーツについて質問すると、かなりマニアックな答えを返してくれます(^_^)

<取材協力>
トシズマリンプロジェクト
TEL:046-234-3824
FAX:046-234-9997
http://www.thewetsuits.com/