冬場、世界中のサーファーを興奮させる大波が到来することでよく知られるノースショア。
大きくゴリゴリな波が来る10月末から11月末までの1ヶ月 間、ノースショアにステイする事を決意した新井洋人プロからインタビュー記事が届きました。
到着した洋人は奇跡的にRip Curl Camp 2012「 Hell Team 」へ参加決定!!インタビュー記事と共にビッグウェイブへチャレンジするライディング写真もお楽しみください。
写真・記事提供:EQUIS PRODUCTION、EMERY SURFBOARDS、AUS WaveMagazine
このキャンプはRip Curl internationalが注目する世界ジュニアサーフ ァーを厳選し、選ばれた選手のみが参加可能となっているキャンプ。アジア人としてただ1人新井洋人が選抜され、ア メリカ2名、オーストラリア3名、フランス2名、ハワイ・ニュージーランド・ブラジ ル各1名の総勢11名が参加。
ノースショアにフォーカスしたキャンプであり、ステイ先は Off the wall 前にあ る3階建てのBIG HOUSE
コーチ陣にはRip Curlが誇る世界的ライダー、トム・カレン氏とパンチョ・サリバン氏が務め、よりグレードの高いキャンプとなった。
トム・カレン、ライディングPHOTO
パンチョ・サリバン氏
コーチ陣のライディングに目を奪われる参加ライダー達。もちろん腕前は衰えを感じることなく、皆をストークさせていた。
内容としてはトップレベルのコーチがハワイ特有のパワーある波でのライン取り、Backdoorでのカレントの使い方、世界レベルでの試合を模索した内容、フリーサーフィン、フリーセッションなどなど洋人は海外選手と同等な扱いで世界のステージでのサーフィンや戦い方などを覚える事に標準を合わせた合宿となった模様。
2年ぶりのノースの洋人。前回、板のサイズが小さいながらもサンセット12フィートに挑戦。人間スシロール(笑)のようにサンセットのボトムを転がったと笑いながら話していた洋人だが、今回はリップカール・キャンプのおかげで沢山の経験と実力を得ることができたと話す洋人。
その成長もライディング写真が物語る。
Q.このキャンプはおもに何を中心としたキャンプでしたか!?
A.ノースショアに徹底してフォーカスしたキャンプでした。
Q.レジェンドサーファー、トム・カレンがトレーナーでいたけど、彼が伝えたこと で印象に残ったことは?
A.Backdoorのカレントの使い方。バックドアのカレントは独特なのですごく勉強に なりました。
Q.撮影はいつもの撮影と何か違った?
A. 4人くらいのカメラマンがいたので、どこのポディションでどんなショットを狙う かを気をつけました。
Q.参加者で一番気になった選手は?
A.テイラー・クラークFrom USA
Q.キャンプ中で一番楽しかったことは?
A.ビリヤードですね!
Q.キャンプ中で苦手だったことは?
A.サラダに入っていたトマト….
Qキャンプを受けて今後どうしていこうと考えた?
A.ハワイでは今までどうり、自分のペースを保って少しずつでかい波をうまくなってい きたいです。
1週間のキャンプを振り返り意気込みを語ってくれた洋人。
「このキャンプに参加できた事によりハワイでのボード選びや、 カレントの使い方など本当に多くを学ぶ事が出来ました。同世代の個性溢れるトップ サーファー達と、新しいポイントでサーフできたことはすごく刺激的だったし、皆と仲良くなれたので、とても楽しい1週間となりました。これからも今ま で通り自分のペースを保ちながら、ハワイではビッグウェーブで魅せるサーフィンができるよ うに頑張ります。これからも応援、宜しくお願いします!」
話を聞くと本当に楽しいキャンプだった様子。
本来は参加予定だった訳でなく、今回ベストタイミングで参加できた事。これもまた洋人マジックと言えるだろう。
帰路につく友人たちのケアも皆でする事で、さらに深い友情に結ばれるこのキャンプはとても貴重な体験になったに違いない。
そして洋人はこれから2週間ハワイにステイする。体も目も慣れてきた頃。彼のペースでさらなる挑戦をしていくだろう…
ビッグウェイブを凌駕する新井洋人の活躍を見る のがとても楽しみですね♪GO HIROTO!!