「KARMA BB WETSUITS」所属遠山純プロライダー IBA GoPro Pipe Challengeトライアル報告

いつもたくさんのご声援をありがとうございます。

今年もハワイ・ノースショア パイプラインでは2月16日から3月1日までのウェイティング期間でIBAワールドツアー 第一戦 IBA GoPro Pipe Challenge 2013が開催されました。

僕、遠山純はトライアル(予選)からの出場となりまして、2月16日・17日の2日間 ノースショア最北端のポイント『タートルベイ リゾート』でトライアルが行われました。

今年は昨シーズンのIBAポイントがあったので、予選ラウンドの最終シードからのスタートでした。

1回勝ち上がれば本戦のパイプラインで戦えるというチャンスがありましたので、トライアルの行われる週はバスでタートルベイまで毎日通い、波の選択方法やセクションを何度も練習と確認をしました。

トライアル最終日の17日、波は予報どおり、お昼頃から急激なサイズアップを見せたタートルベイ。

朝の様子とはガラリと大きく変わり、一面真っ白なスープだらけの海に変わっていきました。

その中でも狙いの波は、荒れた波が次に荒れるまでの少しの間、波が落ち着いているときにミドルからインサイドセクションの掘れた形良い波が1~2本来ていたので、その狙いの波をしっかりキャッチすることに集中しました。

他の選手も波のコンディションが把握できずにアウトサイドの波や奥のポジションを狙ってしまって負けてしまう選手が多い中、地形や波を理解していればとてもチャンスのある試合が続いていました。

ラウンド4の僕のヒートが始まりました。

開始早々に狙いの波がやって来て、僕がその波をすかさずキャッチしてテイクオフ。

フルスピードでリップに当てればポイントに繋がる波でした。

ですが、テイクオフした時に後ろに誰もいないはずが何か気配を感じて一瞬後ろを振り返ると、前のヒート選手が帰るのに同じ波を乗っていて、その一瞬、波を見れなかっただけでその波のリップに当てることは出来ず、何も出来ないライディングとなってしまいました。

フルスピードで行こうとしていた波なので、一瞬でもタイミングを見逃したら何も出来ないで終わってしまいます。

また来るだろうと気持ち切り替えて再び試合に挑みました。

その後は、海が荒れた一面真っ白なスープの時間がほとんど。

ダブルアップしそうな波を選んで乗るもスープだらけのままの難しいコンディション。

ラスト2分前に乗った波で4点台のライディングが1本出来たのみ、良いライディングを2本揃えることが出来ず4位敗退でした。

完敗でした。

勝ち上がった相手選手も良いライディングがない状況だっただけに、とてもチャンスのあるヒートでした。

そのチャンスを活かせず、とてもとても悔しかったです。

その状況の中でも勝つ為にいくつかの方法があったと思いますが、うまくチャンスを掴めず残念でした。

ですが、2001年の元世界チャンピオンのパウロ・バルセロスとも戦えてとても良い経験になりました。

また次の試合に向けてとても励みになった試合になりました。

この経験を活かしてまた次の試合も頑張りたいと思います。

スポンサー様、ファンの皆様にはとても感謝しております。

ありがとうございます。

そして今回もたくさんのご声援をありがとうございました。

 

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