サーフ・ムービーの巨匠、ジャック・マッコイが、 最新作『a Deeper Shade of Blue』を引き下げ、新しい領域へと踏み込んだ。
これは“サーフ・ムービー”ではない。
人間の潜在意識、古代人からの伝承、サーフボード造りの技術、また自然界とともに楽しむ歓びへの人間の終わりなき冒険…あらゆる角度から掘り下げ、 サーフィン史で最も深いルーツに遡る「サーフィンの起源」を物語るフィルムである。
今、最も旬なサーファー達が先人達とリンクし、 サーファーであることの意味と、より深い理解、また現在のサーフ・カルチャーの根源にある 魂のこもった原動力を追い求め、全11章のストーリー構成で展開していく。 これは美しく描かれた記憶に残るストーリー。
生きていることの歓びを語ったこの映画は、観る人すべてに感動を残してくれる。
■STORY■
モダン・サーフ・カルチャー革命の軌跡、全11章 第1章 波の創造、最初のサーフボード、今も昔も変わらないあらゆる魅力的なスタイルで波に乗ることを夢見るサーファー達。
第2章
古代ハワイ史におけるサーフィンのルーツ、ワイキキ・ビーチボーイ・サーフボード・メーカーたち、ザ・ホット・カール、ジェイミー・オブライエンが暮らすハワイアン・ビーチボーイのライフスタイル。
第3章
ワイキキ、カリフォルニア、マリブのつながり:ラビット・ケカイ、現在のロングボードの先駆けとなったジョー・クイッグが考案したマリブ・チップによるクイッグとマーシャル・ブラザーズのリッピング。
第4章
サーファーであり、フィルムメーカーであるジョージ・グリノウとフィルムメーカー、ジャック・マッコイがチューブ・ライディングにスポット・ライトをあて、新しい水中トラッキング技法を使い、カリフォルニア、オーストラリア、ハワイにおけるショートボード、ミニ・ガン、チューブ・ライディングの革命をフィーチャー。
撮影は、近年で最も脅威的な大きさを記録したタヒチで行われ、近代的なショートボードを使ったチューブ・ライディングのマスター、マノア・ドレットがバレルに挑んだ。
第5章
サーファーによるスケートボードの発明によって加速し、トップ・サーファーと、シェイパー、ケリー・スレーターによって更に進歩を遂げたハイ・パフォーマンス・サーフィンは、プロ・コンテストの発展に伴い、ジェフリーズ・ベイで繰り広げられる現在のベスト・プロ・サーファー達によるスーパーセッションへと繋がる。
第6章
現役世界チャンピオン、ステファニー・ギルモアを代表に、プリンセス・カイウラニとギジェットが女性サーファー達に与えた偉大なる影響力をフィーチャー。
第7章
レッグ・ロープ、ブギー、ソフト・ボード、スキム・ボード、スケートボード、セイル・ボード、カイト・ボード、ウェイク・ボード、スノーボードなどがエアリアル・サーフィンの発展を導き、サーファーによるエクイップメントの発明がサーフィンの領域を広げた。ジョディ・スミスは、私達の素晴らしいテスト・パイロットの一人。
第8章
オーストラリアで豊かな自然に囲まれながら家族と暮らすサーファー/シェイパーのトム・ウェグナーが、歴史的なハワイアン・サーフボードをしなやかな桐で再現した木製の“アライア”について深く追求し、先人によるグリーンな創造物が、時を超えて今もなお価値のあるものだということを証明する。そしてサイラス・サットンやライアン・バーチ、ロブ・マチャドらが、そのアライアを乗りこなす。
第9章
人生を変えるほどの大事故のあと、プロサーファー、デレク・ハインドは再びホットカールとハワイアン・フィンレス・サーフィンと出会う。フィンレス・ボードのデザインのアップデートとともに、想像を絶するフィンレス・ボードの運動量がフィンの素晴らしさを再認識させてくれる。
第10章
マーティ・パラディシスとともに世界一恐ろしいビッグ・ウェーブをビッグ・ウェーブ・ライドの歴史を振り返りながら、大波に乗るためのボード開発の過程を検証する。
第11章
ハワイの伝統であるアロハの精神は、サーフィンを導く信念としてデューク・カハナモクが世界にサーフィンを広めたころから続く。現代のハワイアン・サーファー、ブライアン・ケアウラナとシェイパー、テリー・チャンが、現在も生きるアロハ・スピリットを実証する。テリーが未来型の竜骨に乗った鳥のように水の上を滑走するシーンも紹介。
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ディーパー・シェイド・ブルー
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