Billabong Pipeline Mastersは、2009年ASPメンズ世界ツアー、最終第10戦、並びにVans Triple Crown of Surfing (an ASP Specialty Series)シリーズの最終第3戦となり最後まで見応え十分となりました！

35分ファイナルが開始した直後にタジはいきなりのスパークをし、1本目の波でエレクトリック・エアー・リバースを披露するとその後フロントサイドのこれでもか！という凄い技で絞めて早々に7.00ポイント奪取に成功！パイプのコンディションが乏しくなる状況を見極めたタジはその後も休む事なく、どんどん仕掛け、フル・ローテーション・アリー・ループも披露し5.83ポイントに成功。残り時間が気になるスレーターに更にプレッシャーを与え、そのままタイムアップとなり試合終了のゴングが鳴った！
彼自身、今回のASPメンズ世界ツアーPIPEイベント優勝は、実に2007年以来で更に名門サーフゲレンデ、バンザイ・パイプラインでは初優勝となる快挙！
＜タジ・バロウ　コメント＞
「想像していた以上に今回の優勝は格別です。自分にとってパイプラインでの優勝は世界チャンピオンタイトルの次に大事なタイトルだと思っています。このイベントが唯一世界中のサーファーが最も優勝したいと夢見ているイベントであり、信じられない気持ちでいっぱいです。本当に凄い感覚を味わっています。このイベントに出場した多くの選手達は一生自分が敵わないと思っていた強者ばかりです。間違いなくキャリヤを通して一番の優勝です。」とサーファーとしての生涯最高の名誉ある優勝にタジ自身も本当に嬉しい気持ちを表していました。

世界チャンピオンが決定しミック・ファニングが多く取り上げられているが、最後までタイトル争いをしていたジョエル・パーキンソン選手は世界ランキング2位の称号とVans Triple Crown タイトルを獲得！シリーズ通して最も大活躍をして2年連続でVans Triple Crownシリーズチャンピオンの称号に輝き、Vans Triple Threatからボーナスとして副賞の＄50,000を獲得した！

＜世界ランキング最終発表＞
1位Mick Fanning (AUS)
2位Joel Parkinson (AUS)
3位Bede Durbidge (AUS)
4位Taj Burrow (AUS)
5位Adriano de Souza (BRA)
6位Kelly Slater (USA)
7位C.J. Hobgood (USA)
8位Bobby Martinez (USA)
9位Damien Hobgood (USA)
10位Dane Reynolds (USA)

＜Top 15 　ASP WQS　＞（来期のWCT行き決定選手！）
Dan Ross (AUS)
Patrick Gudauskas (USA)
Jadson Andre (BRA)
Adam Melling (AUS)
Owen Wright (AUS)
Luke Munro (AUS)
Jay Thompson (AUS)
Nathan Yeomans (USA)
Dusty Payne (HAW)
Brett Simpson (USA)
Matt Wilkinson (AUS)
Tanner Gudauskas (USA)
Travis Logie (ZAF)
Marco Polo (BRA)
Blake Thornton (AUS)

＜ASPオフィシャルサイト＞
http://www.aspworldtour.com/2009/index.asp