ISA WORLD JUNIORにて快挙を成し遂げたのは弱冠14歳の小さな巨人・新井洋人選手!

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 ニュージランドオークランド西側にあるピハビーチにてISA World Junior にて新井洋人選手が日本人世界選手権アンダー16にて見事4位という快挙を成し遂げました!まずはレップスとしても心から祝福を贈りたいと思います。

 大会最終日となった8日目がいよいよスタートし、日本人ただ一人生き残る、小さな巨人がQ6(セミファイナル)から出陣!今大会でもっとも勢いに乗っているMatt Bantring (AUS)と地元期待の星Ben Poulter(NZL)、16歳には見えないパワーサーフィンを魅せ付けるKoa Smith(HAW)との決勝とも言える、世界最高峰のセミファイナルが火蓋を開けた!

序盤からマットがパワフルなバックサイドの応酬で7.00ポイントをマーク。さらに後半にはぶっちぎりのサーフィンを魅せつけ2本連続ハイポイントを獲得!完全にマットの独走態勢に入ってしまう。ここで2位争いがヒートアップ!
新井洋人が愛用するHSサーフボードが唸りを上げ、3本目に6.66ポイントを獲得すると、すかさずベン・ポールターも6.42ポイントを奪取!新井選手は4本目に5.46ポイントを掴むものの、ベンとの差はたったの5.71ポイント差となってしまう。そして終了のホーンがなる前にベンがラストライド!切れたリッピングを繰り返し、逆転を望んだ渾身のラストライド!日本人応援団も息をのむほど、ポイントコールに皆が耳を傾ける。結果はわずか0.1ポイント足りず5.60ポイントのコールが!見事、新井洋人選手は2位を保持し、世界選手権ファイナルへ駒を進める!

ファイナルでは序盤にオフザリップ2発をしっかり決め6.50ポイントをゲット!この時点ではトップのポジションをキープしていたが、もう一本まとめられない。全員が良い波をつかめない状況となる。そんな中、オーストラリア代表のスター選手でもある、マットが意地を魅せつけハイポイントを連取!トータル15.90ポイントとまとめあげ、アンダー16の栄冠を獲得したのはMatt Bantring (AUS)となりました。
大健闘した新井洋人はトータル10.24ポイントで4位フィニッシュとなりました。

 それでも、彼が今まで倒してきた同世代の選手達は世界屈指のエリート中のエリート!彼らを負かしたのはきっと大きな自信となったはずです!
そして世界選手権4位という結果は日本サーフィン界にとっても本当に喜ばしい事ですね!今後の新井洋人君の活躍には、本当に胸が高まります!!

<Quiksilver ISA World Junior オフィシャルサイト>
http://www.isaworldjuniors.com/
※海外サイトのため、開かない場合がございます。

<新井洋人選手・サポートHSサイト>
http://japan.haydenshapes.com/

<新井洋人インタビューページもご覧ください!>
http://www.surf-reps.com/other/interview/2009/10araihiroto/index.html