写真レポートにJPBA第1戦 KPS PRO ISUMIを掲載


加茂ゆりプロ


畠山美南海プロ


榎戸輝プロ


三輪浩加プロ


近藤義忠プロ


榎戸崇人プロ


山田幸久プロ


井上美彌プロ


大原紗莉プロ

  2013/6/9(日)に、千葉県いすみ市 夷隅ポイントにて2013年度 JPBA第1戦 KPS PRO ISUMIが開催されました。

  天候は晴れで、波は胸前後のサイズ。潮回りでサイズやブレイクが変わり、選手にとっては波のチョイスが難しそうでした。

 ボディボードは日本人の男女ともに世界に出て戦っていて、男子は世界トップクラスの成績を納め、女子は世界戦で優勝しています。日本のボディボードのトップ選手のレベルは世界レベルになっています。
 ヒートが進むにつれてトップ選手たちが出てきて、世界レベルのライディングを見せてくれます。普段海で見る一般ボディボーダーのライディングと比べると全く別次元でのライディングでボディボードのイメージが一変すると思います。

 注目の選手は今年世界戦で優勝した大原紗莉選手。いい波に乗ると高得点を出す強い選手ですが、迎え撃つライバルたちも世界で活躍している実力派の選手ばかり。しかし次々と勝ち上がり、井上美彌選手とのファイナルでは波数の少ない中、いい波を次々と掴み、余裕のポイントリードで優勝を決めました。

 メンズの注目は榎戸兄弟。兄の輝選手はファイナル常連の強豪選手ですが、2年間ツアーを休み、久しぶりの復活。弟の崇人選手は昨年度グランドチャンピオンの優勝本命の選手。クォーターファイナルでは4人ヒートで兄弟2人が同じヒート。同じく強豪選手の京谷雄策選手を兄弟でがっちりとマークし、後半は1本も波に乗せず、兄弟で1・2フィニッシュ。

 ファイナルでは今年ハワイの世界戦で功績を収めた近藤義忠選手と榎戸崇人選手のマンオンマン。
ヒートが始まってすぐに近藤選手がARSで9.5ポイントを出し、リード。そこから榎戸崇人選手の猛攻が始まり、ARSを2本決めて、そぞれぞ9点台をたたき出し、一気に逆転。さらにヒート終了間際のライディングでビッグエアーを決め、ジャッジ全員満点の10ポイントを出し、圧勝でファイナルを制しました。

 DK(ドロップニー)クラスでは山田幸久プロが貫禄の勝利。ファイナルヒートは切れた波が少ない中、いい波を選び確実にライディングを決めて、勝利しました。

 夷隅ポイントの駐車場は満車で、ブランドの出展ブースや飲食店のブースもにぎわいを見せ、大きな盛り上がりで大会を終えました。

<大会結果>

■MEN’Sクラス

優勝 榎戸崇人
2位 近藤義忠
3位 榎戸輝  相原法央(アマ)
5位 長沢勇治 京谷雄策
7位 柴田泰之 岡田洋樹

■WOMEN’Sクラス

優勝 大原沙莉
2位 井上美彌
3位 三輪浩加 畠山美南海
5位 大月啓子 鈴木彩加
7位 望月康子 1073優花

 

■ドロップニークラス

優勝 山田幸久
2位 近江豊人
3位 鈴木啓祐
4位 西澤慎也

それでは写真レポートをご覧ください。
PHOTO&TEXT: N.HASEGAWA
写真レポート(写真309枚)↓
http://photo.surf-reps.com/photo/2013/06jpba_isumi/